[地区大会戦評]岩柳地区大会決勝

山防地区大会決勝の戦評をお届けします。

■期日 平成24年10月27日(土)、28日(日)
■会場 1日目 岩国高校(男子)、岩国総合高校(女子) 2日目 岩国高校(男女とも)
■戦評
[男子決勝]
 柳井VS大島商船
 [スタメン] 柳井⑫⑬⑭⑮⑯     大島商船④⑥⑩⑪⑬
 全員1年生ながら勝ち上がってきた柳井とノーシードから勝ち上がってきた大島商船との決勝戦。お互いマンツーマンでスタート。
1Q、柳井のプレッシャーディフェンスの前に大島商船はいいシュートを作り出すことができない。対する柳井は速攻で得点を重ねていく。さらに#16の1対1で加点していく。柳井26-11大島商船。
2Q、柳井はゾーンにする。大島商船は#13ミドルシュートで対抗するが、セカンドチャンスをものにできず、柳井は確実にリバウンドをものにし、速攻で得点を伸ばしていく。柳井53-25大島商船。
3Q、大島商船は#4のミドルシュートやゴール下で追い上げを図る。柳井は足が止まり、ボールが回らず、リズムを崩す。重たい展開のまま4Qへ。
4Q、再び柳井はディフェンスから速攻というスタイルを取り戻し、柳井92-44大島商船で柳井の優勝。1年生チームの柳井が地区大会連続優勝記録を9季に更新した。


[女子決勝]
 高水VS柳井
 [スタメン] 高水④⑤⑦⑯⑱   柳井④⑤⑥⑦⑫
ここまで圧倒的な強さで勝ち上がってきた高水と、少人数ながら着々と力をつけ岩国を破って勢いに乗る柳井の決勝戦。
1Q、高水はゾーンプレスからマンツー、柳井はマンツー。高水は#16、#18を中心に速いパス回しから攻撃を仕掛け、加点していく。柳井は高水のゾーンプレスに対してなんとかボールを運んでいたが、徐々に足が止まり連続ターンオーバーでたまらず柳井タイムアウト。(13-6)その後も高水は確実にシュートを決め、高水22-8柳井。
 2Q、高水はマンツーマン、柳井はゾーンにチェンジする。何とか突破口を見つけたい柳井であったが、高水の激しいプレッシャーの前にミスを連発。高水に難なく得点を許し、見せ場を作れないまま、高水41-15柳井。
 3Q、柳井はマンツーマンに戻し、プレッシャーをかけていく。すると高水も攻めあぐね、一進一退の展開となる。柳井#4、#6の連続3Pで追い上げるが、高水#14も入れ返し、高水57-28柳井。
 4Q、余裕のメンバーチェンジの高水に対し、柳井は#4を中心に食い下がる。しかし、得点差を縮めることはできず、高水78-51柳井で高水の優勝。選抜予選での活躍を期待したい。

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