[報告]2013未来をつなぐ 北部九州総体

北部九州総体の出場報告を掲載いたします。


インターハイ報告

山口県立豊浦高等学校バスケットボール部
キャプテン 岡田 瑛太朗  

この度は、豊浦高校の「2013年未来をつなぐ 北部九州総体」への出場にあたり、たくさんのご支援・ご声援をいただきありがとうございます。ここに、出場報告をさせていただきます。

私たちは7月27日に、本校体育館で練習をしてから大分へ出発しました。大分に入ってからは、上野ヶ丘高校で1時間程度調整をしました。
7月28日、私たちは部員全員で総合開会式に参加しました。開会式では私は旗手を務めました。山口県の代表として行進しながら、ギャラリーの多さなど独特の雰囲気に感動し、よい経験をさせていただきました。その後、明豊高校にて調整練習をしました。練習会場の隣のコートが対戦相手の延岡学園高校の練習会場であったため、ブルーシートでコート間を遮った状態での練習でした。今まで経験したことのない雰囲気でしたが、全員でしっかり声を出し、試合に向けて気持ちを上げていきました。

そして7月29日、試合当日となりました。私たちは12時50分開始の第3試合でした。全国大会の雰囲気に慣れるため、少し早めに会場に入りました。試合に向けてアップをしながら試合開始時間が近づいてくるにつれ、徐々に緊張感が増してきました。インターハイ出場は、豊浦高校にとっては23回目の出場ですが、4年振りのため私たちにとっては初めての体験なので、皆少なからず緊張していました。試合開始前、今までやってきた「守ってからブレイク」をすることを選手たちで話し、試合に入りました。しかしそれでも、開始後数分はイージーシュートを落としてしまい、立て続けに相手にオフェンスリバウンドを取られチャンスを与え、11対20とリードされて第1クォーター終了。2クォーターはパスカットから何本か速攻が出たりしましたが、大事なところでミスを犯し、相手の長身選手を中心に得点を許してしまい23対42で前半を終えました。後半はディフェンスを変えたことがきっかけとなり、14番中村のジャンプシュートや3ポイントシュートなどを中心に得点し、リズムを取り戻した場面もありました。しかし、相手の長身選手にインサイドを支配され、それまでは抑えていた相手のアウトサイドシュートも高確率で入り始めました。結果的に点差を縮められず、43対64で第3クォーターを終了。第4クォーターも追い上げようとしましたが、力及ばず70対86で負けてしまいました。
全国でひとつでも多く勝つというチームの目標は達成できませんでしたが、とてもよい経験をさせていただきました。今回は下級生主体のチームであったので、今回の経験を生かして、来年もう一度全国に挑み、目標を達成してほしいと思います。

最後に、豊浦高校バスケットボール部の全国大会出場にご支援をいただいたすべての皆様に心より感謝申し上げ、報告とさせていただきます。また今後とも山口県の高校バスケットボールに更なるご声援をよろしくお願いいたします。


平成25年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会に参加して

慶進高等学校 2年 荒川 紗笑子

今年の高校総体は「吹きわたれ 若人の風 北部九州へ」のスローガンのもと佐賀県、福岡県、長崎県、大分県の北部九州の4県で7月28日から開催され、私たちは大分県の杵築市文化体育館と中津市のダイハツ九州アリーナで試合を行いました。

初戦の秋田県の県立湯沢翔北戦では1Qから相手の厳しいディフェンスに対して慶進は流れをつかめず相手ペースのまま14―20で終了。厳しいスタートをきりました。そのまま2Q、3Qと流れは変わらないまま45―53という8点のビハインドで3Qを終了しました。私たちの持ち味である粘り強いディフェンスからの速いブレイクで流れをつかもうとしましたが全国の舞台は甘くありませんでした。「このままでは終われない。」日本一を目標にしてきた私たちは全員がそう思っていたと思います。最後まで諦めず全員でディフェンスを頑張り続けたことでオフェンスでも良いリズムが生まれ、4Q残り4分で逆転。その後、集中力を切らさず66―61で嬉しい逆転勝利を飾ることができました。

ベスト8をかけた3回戦の岐阜女子戦では、試合開始直後に相手の鋭い裏パスが決まり先制され全国の常連校のスピードのあるプレーを見せつけられました。前半は自分たちの良さを発揮でき長身のローヤシン選手も抑えていました。手応えを感じながら後半に入りましたがやはりヤシン選手のインサイドからのシュートや常連校としての意地や冷静なボール運びとゲーム展開で53―70という悔しい結果に終わりました。この負けをしっかりと受けとめて気持ちを新たにチーム全員で日本一という高い目標に向かって、日々高い意識を持って練習に取り組んでいきます。次の全国の舞台であるウィンターカップに出場することはもちろんのこと、その中の強豪チームに負けない強さを1人1人が持てるようにしていきたいと思っています。バスケットだけではなく、その他の場面でも日本一の素晴らしいチームを目指して常に頑張り続けられるチーム、誰からも応援されるチームになっていきます。

ベスト16という結果に終わり、日本一という目標は達成できませんでしたが、今回の高校総体は私にとってもチームにとっても、とても貴重な経験となりました。これまでにない猛暑の夏、試合期間中もとても暑い毎日でした。それにもかかわらず、大分まで来てくださった校長先生をはじめ、保護者の皆様、またたくさんの方々に感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。

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