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[報告]高体連指名審判講習会開催いたしました。<1月15日実施>

高体連指名審判講習会を下記の通り実施しました。
受講されました高体連指名日本公認審判員の皆様の感想をご紹介いたします。

審判講習会

1 日  時  平成28年1月15日(金)
2 場  所  下松市スポーツ公園体育館 会議室
3 時  間   8:10~      集合・受付・開講式
          8:20~ 9:00 講義 
          9:00~ 9:20 ルールテスト(20分間)
          9:30~17:00 各ゲームの審判員及びゲーム主任等
                     最終ゲーム終了後   閉講式

■担当した試合について、感じたこと(良かった点・悪かった点など)
◯良かった点はまだまだ経験も力もないですが、このような大きな大会でもいつも通りの笛が吹けたことが良かったと思います。また主審の先生とプレカンファレンスでリバウンドやポストのところをしっかり見る、お互いが役割・エリアをきちんとおさえてやろうということはできたと思います。悪かった点は試合を通してトラベリングが取れていないこと、ヘルドボールのところをファウルでコールしたりと細かいところができていませんでした。判定も一貫性がなくぶれていたと感じています。あとは見ること、見える位置に移動することは心がけるようにしましたが、それがファウルなのかOKなのかの精査がまだまだ力不足だと感じました。
◯中国大会をかけた決勝リーグとあり、普段より緊張したゲームでした。最初はきちんと判定できるか不安でしかありませんでした。相手の審判の方がゲーム前やゲーム中に常に声をかけてくださり、緊張も和らぐことができました。ゲーム前のカンファレンスで話したことを意識しながら試合に臨み、自分自身が判定できるものを精一杯したつもりです。しかし、ゲーム中に相手審判の方を見ていたら、常に自分の足りない視野の部分を補っていただいており、助けられる場面が多かったです。ゲーム後の反省会では、判定ではなく、メカニックについて指導をしていただきました。自分でも思い当たる場面が多々あり、まだまだ足りないところだらけだと実感しました。

■今後の審判活動への課題
◯中国大会がかかった重要な試合の審判をする機会がなかなかないので、とてもいい経験となりました。できるだけ多くの試合に審判をしていくことや、見て学ぶことをしていかなければいけないと思いました。また、ルールブックやマニュアルをもう一度見直していかないといけないと思いました。今まででは、ただ審判をしていくだけであったので、今後は目標などを立て今以上に成長していかないといけないと思いました。
◯高校の試合はもちろん、中学の新人大会や一般の県一般・会長杯など他のカテゴリーでも吹かせていただいています。カテゴリーが違ったり、男女によって審判も大きくではないですが対応をしていかないといけないと思います。色んなカテゴリーを経験して成長していきたいです。また、高校では少しずつこのような機会を与えていただいているので、しっかり経験を積んで勉強していきたいと思います。

■この講習会への意見・要望
◯もっと多くの人に自分のジャッジがどうであったか、話を聞いてみたかったです。お忙しい中ではございますが、両ベンチのスタッフの意見も直接聞いてみたかったと思います。
◯講習会に参加させていただきありがとうございました。自分の審判を見ていただき、他の審判員の皆様からご意見、ご感想をいただけることがとても嬉しいと思いました。このような機会は滅多にないので、このレベルの試合の審判で何が良くて何が悪いのかをもっとわかることが、とても重要だと思いました。
◯決勝リーグという緊迫感のあるゲームの審判をさせていただき、とても感謝しています。自分自身課題も多く、その課題に気づかせていただいたことを今後の審判活動に生かしていきたいと思います。大変勉強になる講習会に参加させていただき、ありがとうございました。