第43回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会山口県予選会の展望をお送りします。
■男子展望
今大会の優勝候補最右翼は、本年度の県内大会をすべて制し、5月の中国大会も優勝している山口高校であろう。伝統的な堅い守りと組織的な攻撃に磨きがかかり、3年生の集大成である今大会において毎年充実した戦いを見せる。スタートメンバーの平均身長は決して高くはないが、安定感のあるゲームメイクをするポイントガードの西山と、リバウンドとオフェンスの要である舩戸を中心にクレバーなゲーム運びで他のチームに隙を与えない。外郭シュートを得意とする前田、中村の得点力と、控え選手が出場しても質の落ちないディフェンス力を武器に3年ぶりのウインターカップ出場を目指す。
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